イノッチの鉄道模型ブログ

日常生活の中のトピックスを気ままに書きます。鉄道模型製作や畑作業が中心です。
これまで製作した鉄道模型作品は、ホームページ「イノッチの鉄道模型」inoyoshio.jimdo.comに載せていますので、こちらもよかったらみてください。

踏切遮断桿にどっぷりハマる!

妻と愛犬ピノと私は、毎日11時に約30~40分の散歩に出かけます。昨年年末から妻の一声で始まった、妻にとっては唯一の外出で、きょうまで続いています。知人でない人との会話もあり、神社でお参りし、小さい公園でピノと遊ぶ。ささやかな平和な時間帯です。


妻と私の会話の中に「きょうもあるかな?」があります。神社からの帰りは大通りの歩道を通るのですが、写真の生け垣のマルした場所に"毛糸の手袋"が1つ置いてあるのです。


これです!2月?あたりからずっとあります。「あった、あった」と顔を見合わせてホッとします。きょうはもう暑くて日陰が恋しい季節になってます。夏の間もこの会話続くかな?


さて、2年をかけた「箕面観光鉄道」の完成がそこまで見えているのに、最終章の踏切遮断桿の制御で次から次に問題が出てきています。
①1つのサーボで2つの遮断桿を同時に動かせるか?➜両翼フィンと滑車の使用で解決
②遮断棒の動きがぎこちない(ガタガタ動く)➜VarSpeedServo関数の使用と、軸と可動点の距離を長くすることで解決
③2本の遮断桿の角度が個々に設定できない(1つのサーボなので当然)➜ここから今回です。


特に気になっているのが、遮断桿が「開」のときに2本の棒が同じ角度で止まってくれない。➜写真のように糸の"より回数"を調整することで角度を合わせることができました。
子供みたいな解決策ですね。


写真の左の棒は"より"を多く、右の棒は少なくすることで「開」の角度を合わせました。
④次の問題点は、「箕面観光鉄道」のArduinoスケッチを組み入れると、電車が動かなくなったことです。


右上のArduino-1は「渓谷線」に、中央のArduino-2は「勝尾寺線」に使っています。今回テストした遮断桿動作はArduino-2で確認してきました。遮断桿の開閉がうまくいったので、勝尾寺線の電車の動きも組み込んでみたところ、電車が動かなくなりました。
遮断桿、電車それぞれ単独のスケッチではOKなのに合体させると電車のほうが動かなくなるのはどうしてか?


<遮断桿開閉スケッチの一部>
if(digitalRead(4)==HIGH){//----PB2/ON(遮断桿降下へ)
delay(3000);
myservo.attach(9);
myservo.write(26, 9,true);//閉へ
delay(10000);
myservo.write(92, 30,true);//開へ
delay(15000);
}
<電車の発車のスケッチの一部>
if(digitalRead(7)==HIGH){//---RS4(AからM2発車)
digitalWrite(2, HIGH);
digitalWrite(12, LOW);
digitalWrite(13, LOW);
for(i=val/13;i analogWrite(6, i);
delay(35);//加速度
}
delay(3000);//RS6誤動作防止
}


Arduino-2の本体自身を疑って、別のArduino-3(ポートCOM6)で試そうとしましたが、今度はコンパイルはできても書き込みができず、「トラブルシューティングを見て参考にしてください」のメッセージが出て、いろいろ試行錯誤するも解決しません。


試行錯誤の中で、oomoriさんからのコメントを再確認した際、「サーボへの電源供給は、できればArduinoと別にする」とあり、家のジャンク品BOXから 上の写真の電源アダプタが見つかりました。サーボ電源は5Vなのでピッタリ!これを使ってみようと決めました。
Arduino-2を使ってサーボ電源だけはこのアダプタから供給。➜遮断桿も電車も動きました!! oomoriさん、重ねてありがとうございます。


さあいよいよ実験室(自部屋)から現場(ジオラマ本体)に移動。「渓谷線」「踏切」「勝尾寺線」それぞれの円滑な動作を期待して、まずは遮断機をセットする近くに置いてスタートボタン(PB1、PB2)を押しました。


⑤また問題発生です。「渓谷線」の往路は順調に電車は起点に戻ってきましたが、復路でループ線の供給電圧が反転していません。したがって、ギャップ部分で止まってしまいました!! 原因はまだ未解決ですが、その前に遮断機をレールの下に設置しようと思います。


30㎜厚のスタイロフォームに開けた四角の穴を大きめにして遮断桿がスムーズにレール下を通るようになり、まだ仮止めですが、うまくセットできました。 しかし---
⑥番目の問題点が発覚(トホホ‥)。遮断桿が下りて電車が通過しましたが、遮断桿が車体横に付けたネオジム(磁石)に引っ張られて車体に接触/停止してしまいました。なんということでしょう! 原因は、遮断桿の自重を増やすためSUSパイプを装着していたのです。
新たな問題⑤⑥に、ゆっくり取り組みます(もう一度トホホ‥)。

行き詰って 畑の話題にします

実は、ジオラマの進捗が芳しくありません。車両の走行と踏切の動きを合体する最後の作業で、スケッチがどうしてもArduino UNOに書き込めないので、ネタがなくもう1週間トライします。ということで、きょう行った畑の作業を書きます。


1年で一番多忙なこの時期。春野菜の苗植えや収穫期を迎えています。ジオラマのトラブルに時間をかけていたので、畑の作業が停滞気味なので、気分転換を兼ねてきょうは畑の日にしました。


ホームセンターで5種類32株の苗を買ってきました。ピーマン3,長ナス8,トマト5,ミニトマト8,キューリ8です。


まず長ナス8本を植えました。この畝は10日ほど前に畝の整備を終えていたので、きょうは長ナスを植えて肥料を与えるだけなので時間は30分ほどで終了しました。


きょうのメインは、この2畝半の畝を整備を完了して 4種類の野菜を植えて肥料を与えることです。ここも1週間ほど前に、石灰/堆肥/鶏ふんを撒いて、掘り起こし/すき込み までを終えています。


まずは「三本鍬」を使って再度すき込み作業です。右と中央の畝はすき込みを終えたところです。(右手前の遮光ネットを張ってある部分はサニーレタスを種まきして芽が出てきています)


つぎは、クワで畝を台形にするための高低差をつけていきます。右と中央の畝が終えた状態です。


最後にレーキできれいに台形にします。右、中央が終わった状態です。


畝が出来上がって4種類の苗を植えました。右畝はトマト、サニーレタス、中央の畝はミニトマトとピーマン、左畝はキューリです。最後に、各苗の周りに肥料(888)を入れて一連の作業が終了しました。畝の間の溝の部分に雑草避けのシートを敷きました。終わりに水まきをたっぷりやって 今日は約3時間、夕方6時過ぎに帰りました。まだ苗が弱いので支柱を立てるのは明日?しましょうか。


きょうの作業の反対側には、右側にスナップエンドウとソラマメ、中央にタマネギ、左にじゃがいもを植えています。


今からが採れごろの野菜の1つはスナップエンドウです。


「もう採れごろになったよ」って妻に言ったら、次女とピノを連れて一昨日採りに来ました。


ソラマメも下の方はもう採れます。


これは何の花かわかりますか? シュンギクです。花が咲いても葉は問題なく食べられます。しかし手抜きして花が咲くまでになってしまったので、先日 全て刈り取りました。


今年は1畝分のイチゴが育ちました。これも採れごろになってきました。


きょうの収穫は初物のソラマメと2度目のイチゴです。イチゴは肥料に「骨粉入り油粕」を与えるととても甘くて最高です。
今回はジオラマ作業停滞で、畑の近況報告でした。

踏切遮断桿の動き ②

踏切の遮断桿の動きの続きです。前回の動画のように、ゆっくり動かすとガクガク移動し、速く動かすとガクガク感はないもののリアル感もないのが現状でした。oomoriさんからコメントをいただきましたが、返信が機能せず失礼しております。コメントは「VarSpeedServo関数」を使うとスムーズ移動ができますよ、という内容でした。


遮断桿の回転軸と操作点の距離は約4㎜です。"テコ"の利用で遮断桿を開閉するのですが、改善策として、3つを考えました。
①「VarSpeedServo関数」を使う(1年半前にテストしたことはあり)。
②回転軸と操作点の距離(4㎜)を長くする。
③遮断桿を垂直方向に立たせるほど操作点の垂直移動が少なくなるので、その工夫をする。


まずAの距離を4➜15㎜にします。次に、操作点の位置を斜め上に上げて円弧の移動軌跡をシフトする(上図のb’を大きくする)。これでかなりスムーズな開閉が期待できます。


具体的な作業として、遮断桿と操作点を一体化するのをまず考え、1.6ΦSUSパイプで作ってみました。


もう1つの案は、1㎜厚のアクリル板を遮断桿の端部に取り付けるやり方です。


双方の案を回転軸にセットしてみました。SUSパイプのほうは、スッキリしていていいのですが、踏切として奇怪な感じがしてます。まだアクリル板のほうがマシです。


アクリル板の形状を整え、上の写真のような感じになりました。操作点の穴もロープが脱着できるように「穴かけ状」にしました。取り付けてみるとそれほど違和感がありません。


さっそくテスト回路で動きの確認をします。



踏切の遮断桿の動きVarSpeedServo使用
私としては上出来です。ここまで来てホッとしました。次の作業は、このスケッチを本体の「渓谷線」のスケッチに組み入れることで、遮断桿が下りた後「ゆずる号」が発車するという展開です。ところが想定通りいってくれません。遮断桿がおりても一向に車両が動かないのです。oomoriさんからも、「サーボは必要な時に割り当てし、終わったら解放(detach)する」とありましたが、次回はこの課題に取り組みます。