イノッチの鉄道模型ブログ

日常生活の中のトピックスを気ままに書きます。鉄道模型製作や畑作業が中心です。
これまで製作した鉄道模型作品は、ホームページ「イノッチの鉄道模型」inoyoshio.jimdo.comに載せていますので、こちらもよかったらみてください。

Arduino再開するも苦戦中

車両を動かす段階に入って10日ほど経ちましたが、まだ動かすに至っておりません。昨年は単線のみでしたが、今回は①分岐ポイント付き、②2系統軌道、③踏切遮断桿動作が入り、それらをスケッチしなければならず、1年前の忘れかけた知識を呼び戻しながらのスケッチづくりに、ボケが進む頭にムチ打って取り組み中です。


接続端子を多く使うため、ArduinoUNOを2台使い、ブレッドボード周辺に置いて進めます。


ジオラマの裏側はこんな状態です。


電気関係を置くスペースをこの場所に想定していました。ここに配線が集中することになります。


前回もこの図を載せましたが、電気制御的に改めて配置の概略図を示すと下記のようになります。


上図で、2系統のレール(M1、M2)とループ線(M1')を、それぞれモータドライバ(TA7291P)に配線することから始めます。と、ここでまたたいへんなことに気付きました。今度の展示会に搬入する際、今年の製作分(緑スペース)と昨年製作分の各ボードを分離して運ぶことになるのですが、制御ユニットと昨年製作のボードの配線を中継端子を使って分離する必要があることに気付いたんです。当然といえば当然ですが、中継端子の配線の本数が10数本になるはずです。



スケッチを書くために、Arduinoとモータドライバの関係を回路図に起こしました。これをもとにスケッチを自分なりの乏しい知識でまず作っていきます。作ったスケッチを紙にコピーし、その都度修正を繰り返しています。回路図も何回も書き換えています。強引に回路を作った箇所もあり、早く動くことを確認したいのですが、どうなることやら‥。踏切遮断桿の制御は展示会には間に合いそうにありません。来月7日の搬入日があっという間に来そうな感じになっています。

去年の作品とドッキング

秋冬の野菜のフォローで畑に時間をかけることが多くなり、仕事(小学校の教室)も再開し、じっくり製作に取り組めない最近です。これからは、去年のジオラマとセットで進めなければならず、収納ケースから去年分を引っ張り出してきました。


上から3段目にあるのが前回作品です。


今は空室になっている長女の部屋に運び、今年の分とドッキングしました。全長で2400です。さすがにその大きさに迫力を感じました。黄色の丸2つが左右のレールをつなぐ部分で、ジョイナー4つでつなげています。


右横からの全景です。
さてこれからは車両を動かす作業です。前回、走行中に位置検出するセンサー(ネオジム)を4つ取り付けました。その続きです。


前回、似たような図を載せましたが、いろいろ検討の結果、上図Ver.2の運転順序で2系統の車両を順番を決めて自動運転しようと思います。
①②③のレールは電源供給線とハンダ付け済です。
●検出点No.1,2,3,4,5,7は取り付け済みです。
●運転順序に従ってArduinoスケッチをつくります。ポイント切替も含めて。
●余裕があれば踏切動作の機構・スケッチを入れ込みたい。
以上の順でやっていきます。


幸い先週、首を長くして待っていたシルバー人材センターからの「会員展」開催の案内が届きました。搬入まであと3週間余りです。Arduinoの記憶を思い出しつつ、がんばります。


これは前図のNo.6に当たる、箕面駅への入線手前に設置するセンサーです。バルサ材をくり抜き、センサーをセットして、お客に見える側に目隠し用文字紙を貼ります。


センサーを設置したところです。2つの「ゆずる君」の間にセンサーが隠れています。

映画「咲む」(えむ) イベント

手話サークルに入っている私は、障害者(ろう者)が社会と共生していく姿を描いた映画「咲む」(えむ)が箕面市で上映されるイベントのスタッフとして参加し、11月3日、大阪府下から300人が来場され、主演された藤田さんのトークショーと映画が盛況に行われました。(少しだけPRさせてください)


映画は全日本ろうあ連盟70周年記念事業の一つで、監督、主演はろう者。島かおり、丘みつ子、佐藤蛾次郎らの俳優も共演。関西での上映は箕面市が最初で、全てを箕面市聴力障害者協会のメンバーがイベントの企画/進行を進め、我々手話サークルと一緒に準備してきました。


スタッフは「咲む」のTシャツを着てます。ここは物品販売コーナーです。


箕面市長のあいさつのあと、主演の藤田菜々子さんと聴力障害協会会長のトークショーが始まりました、もちろん手話で。写真を撮りながら すっかり藤田さんに魅了されました。


手話でのトークなので、要約筆記のみなさんも日本語訳で頑張っています。最前列3列はコロナ対策で空席です。


トークショーのあと、約2時間の上映があり、最後に関係者全員が登壇して終了しました。箕面市では「手話言語条例」の制定にまだ至っておらず、市との合意ができず数年越しの案件となっています。今回来られた今度の新市長と多くの市会議員も、このイベントで障害者への理解が深まり、来年こそは決着してほしいと願うばかりです。