イノッチの鉄道模型ブログ

日常生活の中のトピックスを気ままに書きます。鉄道模型製作や畑作業が中心です。
これまで製作した鉄道模型作品は、ホームページ「イノッチの鉄道模型」inoyoshio.jimdo.comに載せていますので、こちらもよかったらみてください。

日常トピックス

ジオラマから離れて、ここ数週間の日常トピックを述べます。ジオラマ製作の合い間に、どうしても避けられない行事がいくつかあり、やりくりする毎日でした。


①まずは11月下旬、会社の同期会(S46年入社の「46会」)で、京都の南禅寺、永観堂に行きました。写真は永観堂の山門を入ったところです。平日にもかかわらずご覧のような人、人‥。初めて訪れて、広い境内にあざやかなもみじが素晴らしかったです。


山門に入る前、隣にある永観堂幼稚園の入口も趣がありました。


境内を歩くとどこでもシャッターポイントになります。秋真っ盛りを堪能しています。


小さめの門があり、何とも言えない配色です。


時おり 和服美人に遭遇しました。清楚な姿で晩秋を古都で愛でる日本女性に魅了されていると、耳元で友人がささやきました「あれはアジア系観光客だよ。レンタル衣装屋がけっこうあるんだ。日本人がわざわざ おめかししてこんなところにいるかいな!」いっぺんにトーンが下がってしまいました。まだまだ世間を知らないな、おれは。


②番目は、毎朝 太極拳に参加している近くの神社で、”もみじ祭り”が行われました。境内に舞台がつくられ、地元の有志が演舞、謡(うたい)など4時間にわたって秋の一日を楽しんでいました。


小学校1~2年でしょうか、舞っている姿がかわいいですねえ~。


我が太極拳クラブも代表が披露しました。メンバーのほとんどの人がこういう太極拳の衣装を持っていて、晴れ舞台には着て演じます。毎朝の練習は普段着ですが、衣装を着るとみんなうまく見えてくるのが不思議です。当方はまだまだ新人で買う気もありません。


③番目は、手話サークルの有志で広島へ行ってきました。いつか行きたい行きたいと思っていた原爆資料館と安芸の宮島です。2つを日帰りで行くのはかなりの強行軍らしいけれど、せっかくだからとみんな賛同してくれて、朝6時40分に家を出て帰宅は夜10時でした。広島に着き、路面電車で平和公園に向かい、写真や動画でしか見てなかった建物が次々に現れて、やっとここに来たという胸の高まりを覚えました。


原爆ドームの石碑に刻まれた文を読むと、世界に向けたメッセージであることがジーンと伝わってきました。


資料館に行く途中で、全国から送られた千羽鶴が収納されたコーナーがありました。その数に圧倒されました。


一角に、私の隣り町の小学校からつい最近収められた折り鶴作品を偶然見つけました。 40✕50で2000羽ぐらいいるかな?


原爆資料館、正式名称は「広島平和記念資料館」でした。その2階から慰霊碑とドームが見えました。資料館は最近リニューアルされて、造形の人間から 現物で訴える展示に変わって、確かに訴求力がすごいと感じました。


2つ目の行き先は宮島です。連絡船に乗って10分足らずで着きます。真っ赤な大鳥居がはるか先に見えるはずです。


ム、ム、ム、何だこれは! 船が島に近づくにつれて姿を現したのが、この巨大な建物。そのうち船内アナウンスがありました。「ただいま大鳥居は改修中で見ることはできません。改修完了は3年後です。」 開いた口がふさがらないとはこのこと。トホホ‥誰も事前チェックしていませんでした。


気をとり直して境内をゆっくり散策。大鳥居が見られるまで元気でいられるかのう‥?


④最後は、10月から我が家に来たワンちゃん「ピノ」です。まだ生後5ヶ月です。だいぶヤンチャになってきて、家じゅうを駆け回っています。手を焼くのが糞尿の始末です。家じゅうどこでもトイレです。


300✕450mmの専用トイレを設けているのですが、この中にする確率は20~30%。先代の犬はきっちりトイレにしてくれましたが、ピノはなかなか定まりません。小さすぎるのかな?と思い、自家製のトイレをつくることになりました。


コーナンで材料を集め、製作開始。500✕900mmのワクにネットを上から被せる構造で、ネットと底板の間に尿シートが収まります。


完成しました。 ところが‥


2日後、部屋を開けてみるとご覧の通り。現場写真です。トイレが遊び道具になっていました! 壁側はきれいですが、対極の側は 木枠に歯型がいっぱいついており、格好のおもちゃと化していたんです。


こちらも意地になって、壁の対極側をがっちり固めました。新規のガード枠は床と両面テープで固定しています。きょうで3日目。まだアラされていません。

作品展でのトラブル

「シルバー人材センター作品展」が5日間開かれ、昨日終わりました。が、期間中何度も会場に駆けつけ、メンテナンスに追われました。自動運転時の誤操作・誤動作対策をもっともっとツメておく必要があったと痛感しました。その顛末を恥ずかしながら紹介します。

Arduinoによる2列車自動往復運転の様子については前回動画で紹介した通りです。気になるので毎日会場へ足を運んでました。ところが行ってみると必ず列車が動かない状態になっていました。途中で脱線していたり、終点で空回りしていたり、スタートボタンを押しても不動作だったり‥‥。都度対処して帰るのですが、「何かあったらケイタイに電話してください」と告げた数時間後、「動いていませんよ」と電話があったことも。


原因を整理すると、
①線路の脇の樹木が 車両の横に付けた永久磁石に接触していた(数ヵ所)
②スタート後、一連のシーケンスが終了する前に再度スタートボタンを押していた(押すタイミングで誤動作が出る区間があることがわかった!)
③レールと車輪の通電不良で発車しない(阪急電車が「滝下駅」を出発するタイミングで発車しないケースが多い)


③の発車不良は、写真の右の電車です。レールをクリーナーで磨いても発車不安定で、 メカ的要素も考えられます。


②のシーケンス途中で再度スタートON時の不動作問題は、写真のような注意書きを中央に穴をあけ、付けました。検討不足がモロに出てしまった感じです。
翌日行ってみると、一難去ってまた一難、注意書きをしたにもかかわらず動かない状態になっていました。原因は③の通電不良(メカの問題)でした。


あと2日間、なんとか円滑な走行をキープしなければと思い、原因③である発車不安定の「阪急電車」の運転を取りやめて、安定走行を続ける「観光列車」のみの往復運転に切り替えることにしました。→→ 後ろに隠れている「Arduino+ブレッドボード」のユニットを外し、家でパソコンにつなぎスケッチを変更(観光列車のみの往復運転に)→→ 再び会場に行き 取り付けて予行演習なしにスタートボタンON。神頼みが効いて正常に動きました。ヒヤ汗ものの一日でした。それからは異常ナシに最終日まで経過。


<反省1>来場者は興味本位でボタンを無作為に押すものだ と想定して、間違ったボタン操作をした場合でも正常な運転に影響のないプロブラムにしなければいけない。
<反省2>「阪急電車」は過去に2回、70~80cm高さから落下させてしまったことがあり、動力伝達機構にガタがある可能性があり、今回の採用が不適切だったかも‥。
とりあえず今回の作品展も一段落し、課題も見つかりました。

シルバーセンター作品展に搬入

10日ぶりにブログ更新です。やっと「シルバー人材センター作品展」に搬入を終えました。踏切遮断機のArduino制御が未完で消化不良はあるものの、ジオラマ上で自動運転できたことにホッとしています。搬入時、会場でテスト運転した動画をご覧ください。



Arduino2列車自動運転P1050344


以下に、搬入に至るまでの経過を述べます。


写真は 1ヶ月前、箕面市民展から引き上げたときに何らかの外圧で傾いた箕面駅ホームの支柱です。まずこれを修復しました。家の狭い階段を上下した時かクルマへの出し入れの時か?  


支柱をすべて取り外し、


垂直に立て直しました。翌日、左にある屋根を載せました。


つぎに、4つのリードスイッチをジオラマ上に設置する作業です。前回までの実験レイアウトでは適当に位置決めしてましたが、本番では車両の横に付けた永久磁石との近接距離(2mm程度)を保ってキッチリ固定する必要があります。


リードスイッチの固定は、スイッチ両端をプラバンで受けた写真のような構造にして、これを3つ作りました。全体を薄紙で覆い隠しました。


リードスイッチの配線引き回しがけっこうたいへんで、各モジュールを外し、後方に配置するマイコン/ブレッドボードの方にリード線端末を集結しました。


地上に出るリードスイッチ部分はこのようなカタチです。手前が箕面駅に進入して減速するための「渓流線」の検出位置、奥は「山間線」の検出位置です。


「渓流線」の滝下駅近くのリードスイッチはトンネル内部のため、簡略した固定にしています。


未完の踏切制御については外観だけ整えました。前回作ったコの字型の受け台の地上に出た部分を黒塗りし、遮断桿に軸を通し設置しました。


搬入する直前に、お気に入りのアングルから1枚撮りました。


最後に、この説明文を手前に貼って 娘と会場に搬入、と相成りました。