電気系統の作業に入る
箕面駅を起点に、箕面大滝を経て山奥の勝尾寺に至るジオラマが完成して、このルートに観光鉄道を走らせるという壮大な"初夢"が最終章を迎えました(自己満足)。2系統・ループ付きの軌道を走る車両と踏切遮断機が想定通り動いてくれるか、という作業に入ります。
上図が電気関係ポイント図です。レイアウトは中央から左が去年製作、右が今年製作です。
上方の「勝尾寺線」は全線今年の製作です。
これからの作業は①休止する山間線を除く、「勝尾寺線」と「渓谷線」の運行と、
②去年できなかった踏切遮断桿を制御することです。
Arduino UNOを2個使ってやります。Arduino NANOが1個あるのですが、小型のP板仕様でハンダ作業に自信がなく、使いやすいUNOとしました。
平面で2400✕500になるので、やがては空いている娘の部屋にレイアウトを移動し、私のパソコン机と行ったり来たりになります。
まず第一ステップは青い矢印のポイントに磁気センサー(リードスイッチ)を設置することから始めます。
リードスイッチは去年の続きなので、この方式でいきます。検出点は図7~9をまずします。
磁石(ネオジム)厚み2㎜を車体の横につけていたので今年もこの方法で踏襲することとなり、ループ軌道があるため、車体が前後入れ替わる関係で車体の両側に磁石を付ける必要がでてきました。
車体を上から見るとこんな状態です。
まず勝尾寺高架ホームの横の検出点No.7にリードスイッチを付けます。
リードスイッチを磁石の高さのスペーサの上に接着固定しました。
実際は擁壁がかぶさるので、隠れた状態になります。
つぎは地下ホームの検出点No.8です。
ここも外壁のウラに設置したので目立ちません。写真の上方から進入する車両を停止させる信号を出す地点です。
ボードに長穴を開けてNo.9の検出点がここです。
磁気なので厚紙を介してもOKですが、磁石とのスキマをより接近させようくり抜きました。
穴埋めに薄い紙で覆いました。
リードスイッチのウラの部分はこのように接着固定しています。
つぎに、No.6の検出点です。昨年作った箕面大滝地下ホームに分岐線から進入してきた車両が停止するための信号検出点です。
高さを合わせて分岐ポイントの手前に設置しました。
周辺と同色の薄紙を覆ってセンサーを見えなくしました。
今回は今年製作の軌道に磁気センサーを固定する作業でした。次回はArduinoで今回の4点が検出可能か検証します。