展望車の製作つづき
いよいよ春が来ましたね。この3日間は二人の娘がそれぞれ1泊づつしてくれて、ジオラマ製作をする意欲が湧いてきました。今年のテーマ「大阪ユートピアランド」の初めの作業を展望車づくりしましたので、続きをはじめました。
動力部がこのように半分以上を占めているので、お客さんが展望するスペースがごく少ない構造ですが、窓が大きく低速動力という点からこの車両に決めた以上、頑張って展望車にしなければいけません。空きスペースにイスを設け、窓を正面に見る方向に設置する配置にしようと思います。
まずお客の入る床面を紙で現合で作りました。35✕14㎜ほどの空間です。
本体にはめ込むとこういう状態です。前方左右に切り込みがありますが、床面が高いのでドアから上がるステップ用です。
横から見ると窓の下枠と床面がほぼ一緒で、話になりません。また、高架線とするので前方の下部の「スカート(飛び出た部分」も路面電車の感が否めません。
床面を低くし、スカートもカットすることにしました。
車体ベースはこのような突起がいくつかあって、ヤスリで支障のない程度にカットしていきました。
スカートもカットしました。
この結果、床面がかなり下がりました。路面電車的イメージもなくなってきました。床から出ている位置決め利用した突起(黒い部分)も床面とツライチにする予定です。
よこからみても窓枠を強調できる感じになりました。
さて床面にドアから上がるステップを加工します。紙で側壁を作りました。
ステップを付けて車体にセットしたところです。
ここで、躯体の窓枠底部と天井を切り取った断面を筆塗りします。
窓の底面は下側と一緒のアズキ色に、天井カット部は上部と同色にしました。
ここまでの全体状況です。
前方からの眺めです。モーター部を隠す「壁」をどういう図柄にするか迷いますね。
ここからは乗客用のイスの製作です。0.9㎜と3㎜のプラバンで15個作ります。
背もたれを接着するのに苦労しましたが、バラツキも寛容し、次回は床面に配置していきます。今回はここまで。久しぶりの製作でした。没頭できるのは気分転換になりますね。