矢切の渡しの「渡し場と小舟」
毎月載せているイチゴ記事がもうすぐ1年になり、いよいよ収穫への最終段階に入ったように、江戸川のジオラマ製作も開始から3カ月の今回の「渡し場」で一応の完成をみることになります。
「渡し場」は以前掲載した写真を参考に作っていきます。
これが既載した「渡し場」の写真です。これほど細かく作れませんが、イメージを壊さないように、両岸の「渡し場」を作ります。
まず東京都側の渡し場です。製作の前に、渡し場の下の水面に石ころや雑草を置きました。通路は1mm厚のバルサ材、通路を支える杭は0.6Φの鉄棒です。通常は真っすぐ正面から乗船しますが、水面が低い時などは左から乗船?するためのものかな‥。
千葉県側は実際は少し簡素化しており、このような製作になりました。
この渡し場に、初めに作った小舟の出番です(既載)。
フィギュアを載せてみました。ただし 船頭さんは手持ちがなく、クワで耕す農家の人からクワ部分をカットし、櫓に持ち替えました。こうやってフィギュアを乗せるといい雰囲気が出てきました。
さっそく水面に浮かべました。いい感じです。
別角度から撮ると岸を離れる様子がよくでています(自己満足)。
東京都側の渡し場に、「矢切の渡し」の標識も立てました。入口の横には樹木も1本立てました。実際の景色とはだいぶ違いますが、雰囲気、雰囲気です!!
以下の写真は 乗船客を乗せた渡し舟にスポットを当てて背景をからめて数枚撮りました。
水面近くの角度から撮ると、水面がキラキラ光って、取水塔、鉄橋、土手、遠景の山などの背景がぼやけて、なかなかいい感じになりました。
江戸川周辺のジオラマづくりは、完成した この全体写真をもって今回で終了です。
ふりかえって、以前掲載した「矢切の渡しを行く」の平面概略図を改めて見てみると、今回で終了したのは 上図の A地区 です。概略図を作ったときと 現在製作したA地区は少しレイアウトが違いますが、だいたいイメージ通りの江戸川になりました。学生時代によくチャリで走り回ったりオヤジと遊んだ土手・河川敷。タイムスリップしてジオラマで再現できた今、さらに発展させて ‟その奥” のB地区の製作に次回からとりかかっていきます。