観覧車の製作③ゴンドラー1
観覧車の枠組みが一応できたので、これからは人が乗るゴンドラの製作に移ります。
条件は、①16個作るので、できるだけ軽量にする。
②どの位置でも釣り下がった状態が垂直にぶら下がっていること。
③メンテのために各ゴンドラの取り外しが可能なこと。ってところかな?
このワク内にゴンドラを入れていくことになります。
さっそく1㎜厚の紙で試作します。4面の壁を繋がった状態で作り、そのうち1面だけ入口を設けます。そして上下にフタで覆う構造です。子供のおもちゃでそれらしきものを探しましたが、結局手間がかかるが この方法にしました。
大小2つ作りました。というのも、右のゴンドラは観覧車の中には入るものの、ゆとりがなく ワクに当たるときがよくあり、ボツに! 左の試作2号は1辺15cmの立方体で、これですと十分余裕があり合格です。つぎに吊り具ですが、0.2㎜tのアルミ板で横に長い吊下げ形状にしました。
観覧車のゴンドラ支え棒の有効長は20㎜。ゴンドラ吊下げアルミ板の横幅は19㎜です。が、実際に吊下げて観覧車を回してみると接着剤の処理や有効長のバラツキで、時々引っ掛かり、ゴンドラの垂直が維持できません。
これは吊下げ部が垂直にならない例です。
吊り具の形状を変えていろいろ試してみました。
左)支え棒に触れるアルミ板曲げ部のみ19㎜に保ち、その下部は幅を狭くする
→支え棒端末で引っ掛かる
中)支え棒の中央に凹部を設け、SUS棒を曲げる
→垂直は保たれるが水平にガタガタ発生
右)支え棒の中央に5㎜長の凹部を設け、吊下げアルミ板の幅を4㎜にする→成功!
これは支え棒の中央にくぼみを設けたときのものです。
前述の「支え棒の中央に5㎜長の凹部を設け、吊下げアルミ板の幅を4㎜にする→成功」
の結果に、俄然やる気が出てきて、この際 支え棒を強引に全部取り去りました。
新たに竹ひご(2㎜Φ)を16本カットし、5㎜幅のヤスリで支え棒の中央付近を凹形状にします。
16本の5㎜のくぼみをつけた支え棒ができました。再度観覧車に取り付けてから、改めてゴンドラ本体の製作に入ります。
最近は、妻の就寝が8:30~9:00に定着してきて、その後、私の癒しの時間となっています。